25年前に買った本から!


vol.041

【勝海舟の人生訓】童門冬二著 永岡書店


今日は
「勝海舟」について考えてみます。

実は私は子供のころから本が好きで、
中でも歴史ものと推理小説が好きでした。
私の子どもの時代なので、
1970年代が中心になりますが
、例えば、「赤川次郎」とか、
「横溝正史」とか「森村誠一」などを
よく読みました。

もうかなり大人になってからの
25年ほど前に買った本

「勝海舟の人生訓」童門冬二先生著作 長岡書店
の本から、今の時代とどうなのか、
少しですが、一緒に考えてみたいと思います。

時代は幕末から維新の動乱の最中になります。
勝海舟を知るきっかけになったのは、
皆さんもご存じの、幕末の英雄「坂本龍馬」からです。
龍馬ファンの私は、もうファン歴40年を越します。
(竜馬がゆく)を読んでから。
その龍馬の先生というか影響を与えた人です。
そこから入ったので、勝海舟ファンも
40年を越すことになります。

簡単にこの人のすごいところを、箇条書きします。

・幕末から明治維新にかけて、
日本は実に多くの優れた人物が出現した。
そういう人物とほとんど遭遇している。

・彼はそういう人物たちにそれぞれ
大きな影響を与えている。
例えば、龍馬はもちろん、
西郷隆盛、その主人の島津斉彬、
土佐藩主山内容堂、横井小楠など等である。

・当時、禁止にもされていた学問を
隠れて学んでいた(オランダ学)

・神戸に海軍操練所を創設、
龍馬たちを受け入れる。(後で罰を受ける)

・徳川幕府と明治新政府の両方に参加した。
かの渋沢栄一さんもそうですね。

・江戸城無血開城を成し遂げた。
(これは西郷さんもすごい)

・そもそもは身分の低い御家人だった。

まだいっぱいありますが、
この辺で一旦功績はおいといて。

しかし、そういう彼を批判した人もいます。
あの有名なお札の福沢諭吉先生です。
勝と函館に五稜郭の榎本武揚のことを、
「武士たるもの、二君に仕えるもではない」
と本の中で批判したそうです。
でも、この勝という人、気にもせず、
「行ないは私のもの、批評は他人のものだ」
問題にもしなかったそうです。
この時代の人としては、
実に受難は生き方であり、
多様化社会である、現在にも参考になる
生き方ではないでしょうか。

この本に書いていることをそのまま書くと、
勝は、自分を大事にしていたとのことです。
それは自己中心的ということではなく、
むしろ、他人の意見を尊重し、
他人の人格を尊重したからこそ、
自分の人格を大切にしたということなのです。
これは、決して逃げの姿勢ではない。
人生から逃げていない。
むしろ、積極的な自然体で人生に向き合ったと言える。
と書いています。

また、こうも言っています。
「自分を社会の役に立てる」
この態度は、人生に対して大変積極性があるといえます。

しかし、それがただ、「出世の為だけ」
といくことであれば、それは、私たちの周りにもうようよいます。
もちろん勝も出世は意識していたとのことであるが、
「世の中に役立つ人間として、出世していく」
ということを念願していた。
彼にとって「社会の役に立つこと」が先にあって、
「出世や名声、あるいは富」はその社会に役立つことを
成し遂げたことによって、付加的に事前とついてくる。
そんな風に考えていたのが、勝の他の人との違いである。

25年前の本をひっぱり出し、紙が黄色くなっていて、
赤ペンでラインをいっぱい引いている本を見直してみて、
また学ばないといけないと思ったので、
今日のブログのテーマにしました。

ではまた!



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