心理交渉術についての考察・相手に合わせてルールもカスタマイズ!


vol.048

「交渉のルール」は実をいえば“あってないようなもの”
交渉上級者ほど柔軟にとらえ、常に自分流に判断して変更運用しています。
どんな職種や業種にも一定のルールやマニュアルは存在します。
人の命や安全にかかわることなどは必ず守るべきですが、
変更しても問題ない部分も多いものです。
とはいえ、そういいだすと、
自分の都合の良いように勝手な事をやり始める人も出てきそうなので、
私はこのカスタマイズは注意が必要と考えています。
また、運用も本人たちに任せると難しいと考える人も出てくるでしょう。
それでは今日の話は終わってしまうので、頭を柔らかくして考えていきましょう。

仕事に慣れた人やデキる人ほど「マニュアル絶対遵守」という態度は取りません。
状況や相手に合わせて自分なりの判断で変更してしまうというのです。

例えば、食堂に行ったとします。
お客「ごはん大盛お願いします。」
店員「はい、わかりました」
よくある光景ですね。
今度は、
お客「ごはん少な目にお願いします」
店員「メニューにないのでできません」
ピシャっと断られたら不快ですよね。

でもここで、マニュアルにはないけども、
「厨房に聞いてみます」
そして、
「できますが、料金は同じですが、よろしいですか?」
これだと、不快にならないと思いませんか。
これはほんの身近な例ですが、
ビジネスでもプライベートでも柔軟な対応をしていると、
交渉相手や、お客様、そして人とのあつれきを生みにくくなります。
相手や自分の精神面にもよい影響を与え、
今後の関係作りにも役に立ってくれます。

どんな風に良いことになるのか、
3つのポイントを紹介します。

「双方の満足度がアップ」
自分がしてほしいことを相手にするのは円満な人間関係の秘訣です。
ルールを変更したことで相手の望みをいい形で
叶えることができる可能性が高まります。
相手が喜んでくれればこちらの気分も良くなります。

「優越感や自尊心が満たされる」
「本当はダメなんですが今回だけは特別に・・・」とか
「〇〇さんだから対応しますけど、他の人には内緒ですよ」
特別扱いすることで、相手は自尊心や優越感をくすぐられます。


「ちょっとした共犯意識」
「自分のためにルールを破る行動をさせてしまった」
と相手が感じれば、あなたは特別な存在になります。
(本当の犯罪行為は言うまでもないですよ)
人として親近感が増し、今後メリットができてきます。

原理原則は相手に応じて使い分ける、
そしていつもその手を使わないことが大事です。

ではまた!

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