コーチングについての考察・ビジネスの場におけるコーチング!


vol.059



今日は、ビジネスの観点から「コーチング」を考えたいと思います。
やはり、コーチングがビジネスに役に立たないものならば、
今ほど注目はされていないでしょう。
さて、企業の目的は、利益の追求であると考えます。それが全てではありませんが、
従業員がバラバラに仕事をしていたのでは、目的に辿り着かない。
組織とは、社員それぞれが本来の役割を分担し、協力し合って目的を達成しようと
することで成り立っています。

どの企業も右肩上がりで企業が成長していった時代(バブル崩壊前)
上司が持っている情報を元に、部下に指示、命令を行っていた。
(今もそんなところが多いと思うが・・・)
それを当時の上司からやられていた人が、今は上司となり、
その方法しか知らないから同じことを部下や取引会社にもやる。
流石にまわりから耳にするし、研修などで言われるので、
「ハラスメント」「コンプライアンス」「ガバナンス」
それを口にはしているけど、
言ってる本人がハラスメントやっている例が多くあると思います。
笑えてきますね。

このような関係を「強制的人間関係」といい、
この場合のコミュニケーションは上司から一方的の
「強制型コミュニケーション」と言われるものです。

しかしながら、今日のような変化の激しい時代にあって、
企業の存続を厳しく問われる状況下では、複雑化し、未知との遭遇も多くなります。
顧客の需要も複雑化し、変化も激しいのです。
それでは、どうしていけばよいのか。
これからは、より現場に近く、「顧客との接点を持って働く人」の言葉の重要度が増していきます。

その現場に近い人が手にしてくる「活きた情報・言葉」を上司や管理者がいかに吸い上げ、
「情報を共有化」して適切な対応に結びつけるか、という図式に変わってきているのです。

経営者にしても上司にしても、
「俺がお前たちより経験もあって、全てわかっているのだ」
みたいな人は、もう相当な時代遅れ。
従来の指示・命令型コミュニケーションでは対応していく事は難しく、
時代のニーズに合った新しいコミュニケーションが求められています。

変化が激しい競争社会において必要な人間関係
それが、「双方向の質問型のコミュニケーション」なのです。
これからの上司と部下は「パートナー」という関係になっていきます。
「えっ いや俺が絶対的に上だ」と思うなら、少し考えなおした方がよいと思います。
上司と部下、双方がお互いに能動的に働きかけ、協力し合い問題解決に当たることによって、
最も望ましい方向へと進んでいくことが出来るようになります。
この、強制的ではなく共生的(読み方は同じですが)な人間関係において、
最も発揮されるコミュニケーションスキルが
「コーチング」なのです。

経営陣が従業員の事を「バカだ、アホだ」と社外に向けても言ってまわり、
従業員の言葉に耳を傾けようともしない。
さすがに今の時代ですから、聞いているフリをする。
でも、自分たちが絶対正しいと思い込んでいる。
もうこういう、経営者たちはいずれ淘汰されるでしょう。
従業員、部下とのコミュニケーションをしっかり取れない、
一緒に働く意思の無い経営者はもうこれからはいりません。
いや、100歩譲っていらないことはないとして、1人で会社をやればよいのです。
そうしたら誰も傷つけないかな?


ではまた!

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