コーチングについての考察・「傾聴」について考える4!


vol.079

傾聴をやっていくのに3段階あります。どのようにやっていくかを解説していきます。

①第一段階
まず初めに、相手に対して先入観や固定観念を持たずに、100%向き合うことです。
その際には、「こいつはよく失敗する奴だ」「いつも感情的になって正常な判断が出来ない人だ」とか
「早くこの話を終わらせて、自分の用事を済まさなければ」「この部下との話が終わったら、次の仕事に取り掛かろう」などの、
今、目の前の相手とは直接関係の無いことを考えることなく、自然体、真っ白な気持ちで目の前にいる相手の話を聴きましょう。

※気になることがあるならば、一旦それを解決させるか、今は考えるのを止めるかしないと、ちゃんと聴けない。
また、「この人は・・・」などの、バイアスをかけていたら、そもそも傾聴は難しいですね。


②第二段階
次に、ただ聴いているだけではなく、積極的傾聴や質問をします。
積極的傾聴とは、こちらがきちんと聴いているというサイン(うなずき、あいづち、言い換えなどの傾聴スキル)を送って、
相手がリラックスした状態で話すことの出来る環境を作ります。
さらに、相手に質問することにより、相手は、自分の話を聴いてもらっていると感じ、話を進めていきます。
質問をする時は、聴き手が興味のあることを聞くのではなく、相手の立場に立って聴くということです。
※もう、これでほぼ「傾聴」はできています。相手の信頼も出来ています。心を開いて話してくれるでしょう。


③第三段階
まさに上記の「相手の立場に立って聴く」ということです。
聴き手が、「こうあるべきだから、その様に思うような質問をして、相手の考えを誘導してやろう。」
このような考えで質問をすることは、聴き手の考えの押し付けになります。
「答えは相手の中にある、そして、相手はそれにまだ気づいていない。きづくように支援をするのがコーチの仕事」
というコーチングの基本を忘れずに対応することを心がけます。
あるべき姿になるように相手を指導・誘導するのではなく、
「どうすれば相手が自分の能力に気づき、その能力を発揮することが出来るか。それをコーチとしてどう支援出来るか」
を考えます。コーチにとって興味あることを質問するのではなく、
相手が持っているまだ気づいていない「答え」を引き出す質問をするように心がけます。


※相手の立場に立った聴き方

・相手の声、身振り、表情、などのサインを見逃さない。
・相手に本音を語ってもらえる様に努める。
・相手の話を最後まで聴く。
・相手が話を続けやすいような受け答え。
・話の表面的ではなく本質を知る
・言語的、非言語的なコミュニケーションの両方を使う。
・お互いの理解度を深める。
・コーチ自身の発言に責任を持つ。
・二つに一つどちらかを選ぶ判断だけでなく、第三の可能性を考えながら聴く。

このような意識をしていくと「傾聴」できるようになります。
そうすれば、相手との信頼関係も深まります。
頭にいれておきましょう。

ではまた!

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