コーチングのついての考察・「承認」とは何か!


vol.083

コーチングの中に「承認」というのも大事なのです。
人は誰でも承認されると嬉しいものです。それはおだてや、上っ面で褒めることではありません。
そんな人は大概、のちに態度が変わります。損得でしか、人を見ていない人は、その手の人が多いです。

まずは、辞書ではどのように書いているでしょうか。

【広辞苑】:岩波書店
①正当または事実・真実と認めること。「事実として―する」
②申し出をききいれること。「辞職を―する」
③[法]国家・政府・交戦団体などについて、外国がその国際法上の地位を認めること。

【大辞林】三省堂
①その事柄が正当であると判断すること。もっともなことだと思うこと。「理事会の承認した事項」
②相手の言い分を聞き入れること。「裁定に従うことを双方が承認して」
③国家・政府などについて、国際法上の主体として一定の地位を認めること。

まあ、辞書としては、ふたつの辞書とも概ね同じことを言っています。

ちなみに、
ウキペディアでは「一定の行為又は事実の存在を許諾又は肯定すること。」
となっています。

つまり、承認とは対象となる物を認めることです。
しかし、なぜか辞書等は、上から目線を否めませんね。
これでは、コーチングとは違うことになってきます。
「別のあなたに認められなくても、私は構わない。」となってもおかしくない。

そこで、
コーチングにおける「承認」とは、どんなことでしょう。
クライアントの行動・考え・発言を認め、指示することです。
「承認」とは、クライアントの全てを認めているということです。
そして、コーチがクライアントを「承認」していることを、
声にしてクライアントに伝えるという行動になります。
「まあ、そんなに言うなら認めてやるよ」ではなく、
クライアントの良いところを積極的に見つけて、ほめることであるといわれます。
この積極的が大事です。

人は確かに、ほめられると良い気分になり、やる気に繋がります。
しかし、むやみやたらにほめて、おだてることが良いのかというと、そうではありません。

コーチングの「ほめる」とは「相手の考え・行動を認めた上でほめる」ということが重要です。
つまり「承認」とは、単純に結果のみをほめるのではなく、相手の変化や成長をほめることです。
そのためには、相手のそれ以前の考えや行動などを覚えておく必要があります。

ですから、
初対面ではコーチングでいう「承認」までにはいけないということになりますね。

ではまた!

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