コーチングについての考察・「質問」について4!

vol.090

「質問」の種類の前回からの続きです。
今日は、コーチングに適している良い「質問」について考えてみます。

「拡大質問」、「未来質問」、「肯定質問」の3種類


「拡大質問」(オープンクエスチョン)とも言います。
それは、問いを投げかけられた人が、すぐには答えられないような質問、
あるいは正解が複数あるような質問を言います。
例)「〇〇さん、あなたはブドウが好きですか。」といえば、答えは2つの「特定質問」になりますが、
「〇〇さん、あなたの好きな果物はなんですか。」になると、答えが複数になる。
または、「あなたは将来、何になりたいですか?」とか「あなたにとって一番大事なことは何ですか?」
などの質問が「拡大質問」にあたります。
同じような問いかけでも、「拡大質問」のほうが、潜在意識のより深いところまで意識を向けることができます。
ですから、相手の可能性を引き出すためには、可能な限り、この「拡大質問」を多くするように心がけた方がよいです。


「未来質問」
未来系の言葉を含む質問を言います。
例)「これからどうしたいのか?」とか「それをやるにはどうしたらいいのか?」などの質問の仕方を言います。
聞かれた方は、どうすればうまくいくかを考えるようになり、向上心も生まれやすい。
未来のことなので、成功の可能性の引き出しになります。
それを、「過去質問」で「なんでそうなったのか?」とか「いつもと同じミスをなぜする。」
とか、言いたくなる気持ちもわかりますが、言われた方は、言い訳を考えたり、
過去から抜け出せなくなったりする可能性が高いです。
自らの可能性をイメージできるように、「未来質問」を多くするように心がけた方がよいです。


「肯定質問」
問いの中に「ない」という否定形を含まない質問をいいます。
「どうしてうまくいかないのか?」ではなく、「どうしたらうまくいくでしょうか?」とか、
「何がはっきりしないのか?」ではなく、「何がはっきりしているのか?」などの質問形式が「肯定質問」になります。
このふたつの質問形式を比べてみてどう感じますか?
「ない」が入る「否定質問」はなんとなく「暗い」「窮屈」な感じがするのに、
「肯定質問」の方は、「明るい」「拡がりがある」といった感じがしませんか?
「肯定質問」をすることで、「未来質問」の時と同様、どうすればうまくいくかを考えるようになり、向上心が生まれます。
その前向きな気持ちが成功への可能性の引き出しになります。

とにかく、現在は
昔の「指示命令型のコミュニケーション」から「双方向の質問型のコミュニケーション」に変わっているわけですから、
この「質問」の形式にもしっかり意識を向けていかなければ、会社組織、そしてプライベートのコミュニティでも、
上手運営は出来なくなっています。

今回で「コーチング」は一旦終了しまして、次回から「ブランディング」について書いていきます。
「コーチング」はまだ書くことがあるので、少し視点を変えてまた改めて書くようにしたいと考えています。


ではまた!

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